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春とことばの一文字
こんばんはー。季節の変わり目、風邪などひいておられませんか?
自分は若干のどに来てます。なんでかな?緑茶で乗り切りたいとこです。

絶賛明治ブームの当ブログですよ。
今読んでるのは『子規365日』(夏井いつき、朝日新書、朝日新聞出版)。
子規の俳句と解説をつづった新聞連載を、新書にまとめた一冊です。
子規の人柄もそうですが、歌の技術を一緒に解説してくれるのが興味深いのですよ。
俳句の言葉の繊細さ。
分かりやすくって目からうろこ落ちてるとこですわぁ。

馬ほくほく 椿をくぐり 桃をぬけ

の句の解説に、

「椿にさはり」では椿の木の高さが表現できないし、「桃にすれ」では桃畑の広さが表現できない。俳句の短さは、誌型の宿命。だからこその面白味は、こんな一句の動詞のカラクリを読み解くことにもあるのだ。

と。
うろこ……。
こんなに短い詩のなか、一文字一文字の印象が句の出来不出来を決めてるのですね。
語のイメージする順番なんかもとても細かい技術。

『おおきく振りかぶって』(ひぐちアサ)や「借り暮らしのアリエッティ」を見たときもこんな感覚がしたなぁ、と思い出しました。
普段何の気なしに見てる野球のゲームや、家のすみずみ。
見逃してるものを、丁寧にすくって描いてありますよねぇ。気づかされる驚きです。

俳句と言えば、「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー)で連載している「短歌ください」のコーナーも好きです。短歌ですけど!俳句と違いますけど!
これも穂村弘さんの解説が要点押さえてくれるので、心得のない自分でも楽しいのです。
瑞々しい詩が多くって、授業で見てきた短歌の印象が新しくなりますよね。
この読み心地はやっぱり詩だなぁ、と思います。
読んだあとの余韻なんかがそう。
「短歌ください」は最近単行本化したそうなので、まとめて読めるみたいです。いいなぁ。

ダ・ヴィンチは「百人一首ノート」「季節七十二で候。」といった、季節を感じる連載が始まりましたよねぇ。
桜やたけのこ。かえる。
「季節七十二で候。」は特に、四季の移り変わりはこんなに細やかだったんだなぁと日本人らしい気持ちです。
俳句にも季語があったりですし。
細やかなのは昔からなのですな……。良いと思います。

子規の句は思ったよりカラリとしていて、何というか、分かりやすいのが多いのですね。
他の俳句をあまり知らないので何ともですが。

うれしさに はつ夢いふて しまひけり
おお寒い 寒いといへば 鳴く千鳥
手にとれば 飯蛸笑ふ けしきあり


なんかは難しい言葉もないのに、ほほえましい図が浮かぶ……。
そして想像の子規がどんどん人間味を帯びます……(笑
もーなんかほんと軽快でさばけた、すてきなおじさんだなぁと。
ほんと解説の夏井さんありがたいです。
読み進めるの楽しみですー。

+ + + + +
夏井 いつき
朝日新聞出版
(2008-08-08)

穂村 弘
メディアファクトリー
(2011-03-18)


俳句や短歌って意外と周りにあるのですよね。
新聞にも載ってるし、テレビ番組でも出てくるし。
そんなのを面白く見るのにも、ちょっと知識増えるのは良いかもしれない。

とりあえず今は自由律俳句と詩の違いが気になります……。
や、ピース又吉さんが書いてるそうなのですが。
ええ、「徹子の部屋」を見ました。バラエティー。「アメトーク」の徹子の部屋芸人も見ました。
季語も字数もないなんて何それ不思議……。自由律。
徹子さんが好きだという、
このきれいな花を自分が買ってもよいのか
が、自分もいいなと思います。
これを又吉さんが作ったというので、正直ピースも気になってる。
踊らされてる気もする……。
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