スポンサーサイト

一定期間更新がないため広告を表示しています

- / - / -
下手な字でいいから
洗濯物がよく乾く良い天気でした。自分です。
うららかな日和に春眠暁を覚えません……。
昨日は髪を切ったりしてました。あとは掃除したり。
そんなことでもこころあらたになって良いですねー。

夏目先生関連で、『漱石・子規往復書簡集』(和田茂樹編、岩波書店)を読み終えました。
なかなか手強かったです……。
岩波文庫ってほんとストイックなんですね。って伝わってくるこの感じ。
年表と注釈をめくりめくりでした。進んだり飛ばしたりですが。

二人の手紙のやりとりが友達同士なので、横から読んでてなんか申し訳なく思ってしまったり。
特に子規晩年のあたりはもうなんかもう。切ないです先生。
丁々発止、べらんめぇな言葉のやりとり楽しかったですよ。
ほのぼのしたり笑ったり切なくなったり、大変でした。

メールの感覚に近づけて読んだりもするのですが、入れ違いで届いたりする様子、やっぱり手紙だなぁと思います。
紙を手に持って読む、切手を貼る、郵便に出すなどと。
動作を一緒に想像するにつけ、手紙いいなぁと思うのですよー。
漱石も子規も絵はがきの絵は自分で描きますが、あんまり現代で描く人は少ないですよね。まず手紙を書かないものね。
なんかちゃんと手を使ってる感じがします。文字を書いたり絵を描いたりは。

『かきかけとけしいん』(たし、ゼロサムコミックス、一迅社)
は、最近ジャケ買いで読んだ、書き下ろしの一冊マンガです。
これは良いはなし。
良い買い物をしました。
ゼロサムコミックスの先入観で読み始めたものの、実に細やかでしっかりした人物描写で。入り込んで読んでしまった。

生意気な子どもと無愛想な大人が田舎で暮らすという。
それだけのはなしです。設定もありがちかもしれない。
なのに、身に迫りました。
憧れやら幼いころの記憶やら。丁寧で堅実に描かれた人物やらで。どんどん側に寄り添ってしまって、ついもう見守る心持ちです。

買い物して掃除しての当たり前の行動が、日々大切に見える。
本人はそんな気もなさそうなのに(笑
成長する小さな子に、全部意味のある行為のように思えましたよ。
そんな毎日を表すように、「手紙」が出てくるのだろうなぁ。
ちゃんと手にとって確かめられる優しさでした。

手紙の良さと言うか特徴を、こんなにきれいに描いてるのもそうそう見ないですね。
きれいというのは美麗でなくて、筋道だった方のきれいさです。すっと得心いく感じ。
押し付けるでもなく非難するでもなく。
感じが良いです。作者さんの他の作品が出るのが楽しみー。
新人さんらしいのでぜひ評価されますよう……!
「かきかけとけしいん」も続き物あれば確実に買ってました。一巻完結だと読んでから気づいたんですよね。

そんなこんなで、より手紙いいなぁ、送りたいなぁ、と思う自分ですが。
そうそう送り返してくれそうな人もいないのでどうしたものですかね……。
まぁまず、もちょっと筆まめになりたいです……。

読み終えてまじまじと見たら、装丁もすごく良かったです。
オビはほんとにいい仕事をする。オビはほんとにいい仕事するなぁ。
見かけたらぜひぜひに。

+ + + + +
青年マンガ / comments(0) / trackbacks(0)
面白いにプラスで
こんばんは、部屋が超絶寒い自分です。布団が友達みたいになってます。インドアにもほどがあります。

今日は家ではサイト巡りしておりました。
キタユメ。さんのサイト更新が頻繁なのですよね。月間連載しながらホントすごいなぁと思います。
リンクを貼っておこう。
最近の都道府県さんの擬人化がかわいくて仕方ないのですよー。
自分の出身県を見たら、日丸屋さんがそれぞれの県をしっかり調べておられるんのがよく分かります。とても嬉しい。
だから国擬人化でも抜きん出てるんだろうなぁ、と納得いったり。
ちゃんと性格と県民性が顔に出てるものなぁ。
県民性を知るのに歴史とかもちゃんとわかってくださってそうです。自分の県のことすら知らなかったりしますけれど。

『ヘタリア Axis Powers』(日丸屋秀和、幻冬舎)で擬人化が流行ってから、都道府県擬人化本など多かったですね。昨年が特にだったと思いますが、一般書でも見かけましたし。
改めて知っておきたい知識とイラストが一緒になるので、ぱっと分かりやすいのが良かったのかもしれないですねー。
マンガだけどついでに教養にもなる、というのが増えた気がします。
『先生と僕〜夏目漱石を囲む人々〜』(香日ゆら、メディアファクトリー)
『超訳百人一首 うた恋。』(杉田圭、同社)
も同系統に入るだろうな。お得感でもあるんでしょうか。

「日経エンタテイメント」で擬人化ブームの火付け役としてヘタリアが何回か取り上げられてるのが、不思議な気分です……。
結構一般性の高い雑誌だと思うので。普通のおじさんでもヘタリアを聞いたことあったりするのかな。
インターネットから出てくるようになった方が多いので、余計に不思議な感じです。
新聞広告に載るのも一般性高いものなぁ。自分は「先生と僕」広告見て知りましたので。

ネットで絵を描いてた人の本が出るパターンはまだ増えそうですけど、ほんとネット関連は当たるとでかくて驚きますね。
超大だなー。超大なのでそろそろ寝ます。ではでは。
青年マンガ / comments(0) / trackbacks(0)
ハイレベル絵本番組
どうも、自分です。
「落語百選」のDVDを見ると、落語聴きたいなぁと思うわけですよ。
自分でも何がきっかけで落語好きになったのか思い出せないんですが、でもここ4、5年ぐらいはちょいちょい気にかけてます。

名古屋に暮らしててどこで聴けるのか、とかは未だによく分かってないんですけどね。
テレビでもラジオでもあんまり放送を見つけれないし……。
NHK教育の「えほん寄席」(金曜8:55〜9:00)という5分番組。
これで5分間落語やってるのはたまに見てます。子供向けで見やすい感じ。

見てたらこの番組、クオリティがえらく高いのですよ。
えほんと付くだけあって、落語が絵本調の絵柄で進むんですが、毎回絵師が違うのです。
そ れ が。絵師がパない。

まず絵本の挿し絵家さんが参加してるようだと気づいたのです。
自分は絵本そんな詳しくないですが、それでも知ってるようなささめやゆきさんや宇野亜喜良さんなんかなのです(多分絵を見たら分かる
そのうち、漫画家のしりあがり寿さん(絵を見たら分かる
やなせたかしさんの回になりまして(言わずもがなアンパンマン作者
何これどんだけ豪華なんですかと!
いや5分番組と言えど、書き下ろしですからね?
八つぁん熊さんがしりあがり寿さんですからね?(これは可愛かった)

そしてモンキー・パンチ先生の回でとどめを刺されました。
悶絶した……。
ルパン三世大好きなので……!原作も読んでましたから……!
ちなみに原作は相 当 格好良いので、見たことない人は一度読んでみてくださいな。ビレバンに置いてあったりもしますし、普通の本屋だとマンガの復刊文庫辺りにあると思う。渋い。
しかしめっちゃ絵上手かったー!この回。いや絵上手いとか当たり前なんですが!殴られますが!
改めて先生はさすがでした。筆の筆致素敵です。
最後のスタッフロールで絵師さんの名前が出るんですけれど、途中で絶対これ先生だろ!と思ったときのどきどきと言ったらなかったです。
しかも書き下ろしですからね……?(二回目)なんという。

NHKはたまにこんな本気出すので困ります。
でも自分これ完全に絵師さんに注目してしまってますな。噺家さんも気にしたいんですが。
小さい子や落語よく知らない人に知ってもらうにはホント良い番組です。もっとやってほしいなぁ。
機会あったらぜひー。
青年マンガ / comments(0) / trackbacks(0)
こころがこまやか
3がつですね!どうも自分です。
まだ東京でのらりくらりしていました。早いものでもう春ですよ。
風吹きすさぶなか帰ってきたところです。
結局荷物は若干……紙類とDVDが増えました。あと東京ばな奈。
久しぶりの自宅は特に変わりなかったので、さっそく通常運営に戻りたいと思いますー。

しかし不定期といいつつ全然記事上げられなかったですねぇ。
色々書きたいことはあったので、ちまちま載せていこうと思います。

人の本棚見るのは面白くて好きなんですが、友達の家にずらっと『放浪息子』(志村貴子、エンターブレイン)が並んでたので、一気読みさせてもらってきました。
なんかもう思春期が……胸に突き刺さります。やるせなかった。
男の子と女の子という、どうしようもない違いがままならなくって。
小学生から高校生への出来事を細やかに追ってくれてるので、感情移入せずにいられないですよー。
傷ついて傷つけられてるみんなが幸せになるといいのにな、と。ぼくらのねがい。

これって今期アニメ化してるマンガだそうですねー。知らず知らず。
アニメ一話も見せてもらったのですが、水彩画が動いてるみたいで不思議な感覚でした。
原作の雰囲気そのままですごく良いです……。
声の高さとか、声優さんこだわって選んだんだろうなぁという感じ。
中学生の声って細かな部分も、物語の大事なところなので。
男の子の声・女の子の声の音が聞けるっていうのが、アニメ化実に有益だなぁ。丁寧にやってくれてよかったー。
オープニングとエンディングも好きでした。

そして本棚には既刊11巻が揃っている、と。
なんか得した気分でしたこの状況。
オビも揃ってるあたりホントよくわかっていらっしゃる。

他にも少女マンガで話題になってる『BUTTER!!』(ヤマシタトモコ、講談社)も読ませてもらいました。
これも青春がえらくリアルで、こっちが痛かったり恥ずかしかったりするマンガですね。
よくタイトルを目にするので読んでみたかった。面白かったですありがとう。
社交ダンス部っていうのもあまりない設定ですけど、やっぱり一人一人の心情がメインでした。
人嫌いも見栄っ張りもすぐそこにいそうで、人物がしっかりしてるのはいいなぁと思います。

しかし勝手に人の本棚を説明してる感じになってしまって怒られやしないかな。何かすいません……。
いやでもBUTTER!!は持ってるだろうなとは思ってた。
ブクログ始めたら教えてください。ぜひ。私信。

+ + + + +
志村 貴子
エンターブレイン
¥ 651
(2003-07)

ヤマシタ トモコ
講談社
¥ 580
(2010-07-23)

青年マンガ / comments(0) / trackbacks(0)
今日の授業とおとめの関係
こんばんはー。友達に「群青学舎」の布教成功しました(キラッ)自分です。

ここのところ読書が進んでないなーと思いまして。
今日は講義中に読もうと思って
「なんで時間がないんだ?」(菅野結希、自由国民社)など4冊ぐらい持って出掛けました。
授業中にまで読んでる本がこんな題名だと……心の中が筒抜けすぎます(笑
何でもいいからカバーは用意すべきですね。

しかし講義中読んでもそう進むわけもなく、90分×3コマ中に1冊ちょいでした。まぁそうか。
先生の話が重要そうだったり、面白そうだったりすると止まってしまいます。やっぱり聞きたいし。

でも全然ノートとかは取れますねー。先生にも寄りますけど。
耳で授業聞いて、目で本読んでる状態。
頭はひとつなので、たまに本の内容に感心すると、授業のノートに書きそうになります。違う。
思いっきり日本文化の授業なのに、ノートに「録画は2倍速で見る」とか。確実に違う。

「ぎんぎつね」に出てきた夏越の祓(なごしのはらえ)も話題に出てきて、うわあ知ってる、と思うことがちょいちょいありました。おお。
日本文化に関する話が最近重なったなぁ、と。
こないだ図書館で読んだ本も、偶然ながら日本の言い伝えについてだったんですよね。
「茶柱が立つと縁起がいい」(黒塚信一郎、原書房)という本です。

面白かったのは柿の木についての叙述なんですが、柿の木の根は「黄泉の国」に通じている、と考えられていたそうで。
木から落ちることは死を連想させたそうです。
なんでこんなのが引っ掛かったかと言うと、
『おとめ妖怪 ざくろ』(星野リリィ、幻冬舎コミックス)
ですよ!
一話目からそんな話が出てきてたはずだ、と。
確認したらばしっと「柿の木」でした。おおお。

ところどころ授業に出てきたような単語もありますし。
(ざくろの当て字の西王母桃、とか。桃は食べると3000年長生きするという伝承があるそうで。西王母はその仙桃を持つ女仙です。)
物語の舞台が明治っていうのも。
(明治維新はそれまでの文化が大きく変わった節目。)(などなど今日の授業の付け焼き刃です。おわり。)

色々調べて書いてるんですね、おとめ妖怪ざくろ。
ちょっと増えた知識で読んだら、また面白そうでした。
完全に表紙の大正ロマンにやられた自分だったのにな……。あーまだ新刊買ってません。
まぁそんな知識は色付けぐらいで、普通に妖怪・バトル・女の子が楽しいマンガです。


しかし本を持っていくのはいいんですが、帰りにまた本を買うせいで腕が取れそうです。
どうやったら本は軽くなるのかな……?気合い?
青年マンガ / comments(0) / trackbacks(0)
神社のある理由
寒さがぶり返してきましたよ!こんばんは、どうも自分です。
しかも風がある……明日は雪が降るそうです。本気か。冬の本気は容赦がないですね。
本屋が遠く感じます。行きますが。
流石に今日は頭がきぃんとしました。寒いよ自転車移動寒い。

本屋に行くと、本棚の角っこにある特設コーナーが気になります。
ローカルですが、愛知県中心の「本の王国」という本屋さんは色々工夫してて楽しいです。
わかってる。ここの本屋さんわかってる。って気持ちになる。世代でも近いんでしょうか。

今日見かけたのは、「日本全国ゆるゆる神社の旅」(鈴木さちこ、サンクチュアリ出版)というコミックエッセイ本のピックアップでした。
本棚側面の狭いスペースに、ジグザグに積み上げられた本と、ダ・ヴィンチに取り上げられましたーって記事と、「本の王国さんへ」と書かれた絵馬のPOPが貼られてる構図。
名指しですよ、意外とすごいな本の王国。

神社は好きです。小さくていいのでちょっと行きたい。
というか『ぎんぎつね』(落合さより、集英社)に思い起こされまして。
なんというか人と神様について考えさせてくれるいいマンガです。巻を重ねるごとにだんだん味が出てくる系の。
神社ってけっこう特殊で面白い場所だな、と。
作法や豆知識も知れるのでますます気になります。踏まえていくと楽しそう。

そういえばダ・ヴィンチの少女マンガ特集に載ってた、
『町でうわさの天狗の子』(岩本ナオ、小学館)
を読んでみました。
これも不思議な雰囲気漂う神様や動物の話なんですが、いいなぁ、と思います。
まぁ町でうわさの、に出てくるのは神様じゃなくて天狗ですけど。
ノスタルジックなお山とか僧とか。

やっぱり日本の神さま観が、馴染み良くて好きです。
八百万の神さまたちがある意味ファンタジー。

コミックエッセイ本はパラ見した感じ、交通とかも詳しく乗ってたので、神社に実際行ってみようとするなら使えそうです。
読んでるうちに行きたくなるのが先でもよいし。
でも自分はまぁ、旅とまで大袈裟じゃなくてもいいかなぁ、と(金かかるし)。
そっと戻してきました。
今日のご飯のが大事です。

オビのパワースポットって単語に引いたとも言える……。パワースポットってなんなんだ妖しすぎる(笑


鈴木さちこ
サンクチュアリ出版
¥ 1,155
(2010-10-12)

落合 さより
集英社
¥ 630
(2009-09-18)

青年マンガ / comments(0) / trackbacks(0)
先生は文豪です。
こんにちは、どうも僕です。
今日も今日とて喫茶店にお邪魔してます。お昼過ぎは忙しそうですね(まったり)

「先生と僕〜夏目漱石を囲む人々〜」(香日ゆら、メディアファクトリー)
を読んでから、漱石先生とお弟子さんたち関連の本がないか物色中です。
寺田寅彦とか……文庫見当たらないな……と。
いやきっと本屋で探してもダメですね。図書館か。こういうときの図書館か。

このマンガの漱石先生、えらいかわいいんですよねー。
そして弟子は先生が大好きだ、と。
夏目漱石先生ってそれぐらい人として魅力的だったのかなーと気になります。
意外というかさすが偉人。

すごく夏目先生の人間関係が分かりやすくて、面白かったです。
甘党のせいで奥さんに怒られたりとか。なにそれお父さん。
作者さんの創作も含まれてますが、リズム感があって読みやすくて好きでした。
でも元にした話題や文章も気になるのでそれ読みたい……。あ、内容に関わるものから少しは載ってるのですけどね。とても的確に。
だいぶ漱石本人に興味を持ってしまった感じです、本当にありがとうございます。全集とか探せばよいのかな。

残ってるエピソードも残ってないエピソードも、楽しい。し、切ないです。
切ないです。
本のオビ嘘つかなかったぜ。ちょっと泣かされた。
そして青空文庫で『我輩は猫である』読んで号泣した。くそう……。中編自序……。

文学部の先生に、こんなん出てますよ!って教えたいところです。
しかし名作文学うろうろとか、端から見たらマジメすぎる。違います!
青年マンガ / comments(0) / trackbacks(0)
ブットシュテット先生に
入江亜希さんのマンガがいいなぁと思います。
きめ細かくて表情豊かに映る老若男女。
愛がうれしい。

fellows!(エンターブレイン)で描いてる『乱と灰色の世界』で出会いましてそっちも好きなんですが。
書店で気になってた『群青学舎』を読んでみました。
厚い掌編連作なんで迷ってたけどハズレなかった。
群青が綺麗な本です。

世界や時代はバラバラな一話完結なのに、すっとその話に入っていけるのが不思議です。
でも変わらず女の人は、かわいくて美しいし強い眼をしている。
眼が好きです。印象深い。
髪もいい。

絵の綺麗さはそれだけじゃなくて、人物の感情を見せるのにうまく使われてるのです。
メガネの奥の眼が見える・見えない、髪が整ってる・乱れがある、といった風に。
そんな伝え方がうまい作者さんだなぁと。
おばあさんも少年も出てきますが、おじさんも渋くていいと思います!


『乙嫁語り』もですが、フェローズは何回も読みたくなる話が多くてよいですねー。

+  +  +  +  +
作品情報ちょっと修正しました。
(追記11.2.8)
青年マンガ / comments(0) / trackbacks(0)