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知ってるけど知らない
こんばんはー、自分です。
むしむしする今日この頃。しっかり梅雨ですね。

今日6月13日は太宰治の命日だそうで。
そんなことを聞いて本屋さんに行くと、太宰治の名前が目に留まりました。

『奇想と微笑―太宰治傑作選』 (光文社文庫)
編集は森見登美彦さん。
太宰治のなかでも、愉快で明るい作品を集めたという選集です。

『新釈 走れメロス 他四篇』(祥伝社)で太宰作品をパロディにしていた森見さんが選んだだけあって、太宰の代表作だけでなくあまり知られてない名作が主体。
太宰治を読んでみたいのだけど何がいいのかな?という方に、ばしっと読んで面白いものがもう選んでありますよ。親切ー。
森見さんの後書きも太宰の作品にひとつずつ触れていて、なかなか興味深いのです。

よく「太宰は暗いイメージがあるから苦手、という人」がいると聞きますが、ほんとにいるのかな?そんなにしっかり太宰のイメージを持っている人。
最初に『人間失格』を読んだ、という人ならそうなのかなぁ。しか読んでない人はそうかもしれないですね。

もったいないから読んでみるといいのに。どちらにしても。
文体の歯切れの良さも、リズムも、自分は割りと好きです。太宰。

前にも出しましたが「文学少女」だって切々と訴えております。「文学少女シリーズ」(ファミ通文庫)の遠子さん。
そろそろ夏が近づいてきて、古典の名作が気になる季節ですし。
人の知らない名作を知るというのも、楽しいですよね。

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君は私と違うので
今日は陽気ですねぇ。自分です。
窓を開けておいても涼しいくらいで。風がするするします。

図書館で『ミレニアム記念特別文庫 百年目』(新潮文庫)なるものを見つけまして。
ミレニアムですよ。もう聞くことはほぼないだろうこの語句。
2000年の年明けから10年は経っているのですねー。早いもんだ。

「記念特別文庫」とあるだけあって、執筆陣がものすごい豪華なんですよね、この本。
ビートたけし谷川俊太郎児玉清、いやもう挙げるだけキリないので止めよう。2000年までの総決算のように著名人ばかりで。
ジャンルもバラバラなのです。エッセイも詩も俳句も、追悼句も送る言葉も。

なんか……この派手でいいとこ取りな感じ、名古屋城みたい……。
などと思ってしまいましたが(※完全にイメージ
ひとつひとつは短いし読みやすかったです。バラエティ豊かな分、世紀がまるごと入ってるような。
10年前を思いかえすのにも100年前を思い返すのにも通じるようでした。
ほんとなんか……キングスペシャルパフェの全部乗せ、みたいな(※イメージ

しばらく忘れられなかったのが、原田剛直さんの「リンゴとオニギリ」に出てくるリンゴの話。
正確にはその御父上の文章でして、長野から九州まで、飽きるほど鉄道に揺られないと来られない頃の記憶です。
九州の女の子が、高級品であるリンゴを大事そうに抱えている。
でも長野からリンゴを売りにやって来た書き手さんには、もう食べ飽きてぞんざいになるほどのものなのですよね。

この地域差がすごく……気になる。なんかいい。
今では食べ物に関して、あまり生産地の遠さが苦にならないからでしょうか。バナナもパイナップルも、普通に買えますし。
しかしリンゴを分けてもらった女の子はとても嬉しそうでした。
土地の距離感を感じるのは何故か懐かしい心持ちがしますね。季節の移り変わりを愛でるのと似ています。

『子規365日』(夏井いつき、朝日新書)にもそんな対照がありました。明治27年の子規の句。

蜜柑剥いて 皮を投げ込む 冬田かな

西南国は逆にミカンが安くて、すぐ手に入るのですよね。
夏井さんの解説には、「座敷に座って丁寧に剥いて嬉しく食べる高級果物」という言葉が取り上げられていました。
それは……なるほど。自分は出身が南の方なので、ミカンにそういう印象があるのは意外です。
まあでも今でも果物は、生産地に近いほど値段に差が出ますよね。
旅行に行っても普通のスーパーに行くわけじゃないんで、移り住まない限りは実感しにくいですけれど。

三尺の鯛 生きてあり 夏氷

は明治35年に詠まれたもの。
「陸前石巻より大鯛三枚氷につめて贈りにしければ」と前書きのある句だそうです。
震災前の本とはいえ、どきっとしてしまいました。何回も聞いたりくぜんいしのまきし。
冷凍庫もない時代ですから、夏に届いたこの鯛には大騒動だったろう。と、子規の家の様子に思いはせる文章が添えられています。

東北から子規の家まで、氷漬けの鯛が来るにはどのくらいかかったんでしょうね?
この距離感で食べる鯛は、きっと一口ずつ大事に味わうと思うのですよ。
それが丁寧に感じられて、良いなぁと思うのかもしれない。
距離が地域差を作るのでしょうが、なかなか面白いことです。県民性番組もはやってるし。広げると国擬人化もはやってるし。

もちろん今では石巻もはるかに近く。
この漁港からまた三尺の鯛が獲れるようになることを、願って止みません。

じゃあまあ、お腹空いたのでご飯食べてきます。果物あるかなぁ。ではでは。

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夏井 いつき
朝日新聞出版
(2008-08-08)

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春とことばの一文字
こんばんはー。季節の変わり目、風邪などひいておられませんか?
自分は若干のどに来てます。なんでかな?緑茶で乗り切りたいとこです。

絶賛明治ブームの当ブログですよ。
今読んでるのは『子規365日』(夏井いつき、朝日新書、朝日新聞出版)。
子規の俳句と解説をつづった新聞連載を、新書にまとめた一冊です。
子規の人柄もそうですが、歌の技術を一緒に解説してくれるのが興味深いのですよ。
俳句の言葉の繊細さ。
分かりやすくって目からうろこ落ちてるとこですわぁ。

馬ほくほく 椿をくぐり 桃をぬけ

の句の解説に、

「椿にさはり」では椿の木の高さが表現できないし、「桃にすれ」では桃畑の広さが表現できない。俳句の短さは、誌型の宿命。だからこその面白味は、こんな一句の動詞のカラクリを読み解くことにもあるのだ。

と。
うろこ……。
こんなに短い詩のなか、一文字一文字の印象が句の出来不出来を決めてるのですね。
語のイメージする順番なんかもとても細かい技術。

『おおきく振りかぶって』(ひぐちアサ)や「借り暮らしのアリエッティ」を見たときもこんな感覚がしたなぁ、と思い出しました。
普段何の気なしに見てる野球のゲームや、家のすみずみ。
見逃してるものを、丁寧にすくって描いてありますよねぇ。気づかされる驚きです。

俳句と言えば、「ダ・ヴィンチ」(メディアファクトリー)で連載している「短歌ください」のコーナーも好きです。短歌ですけど!俳句と違いますけど!
これも穂村弘さんの解説が要点押さえてくれるので、心得のない自分でも楽しいのです。
瑞々しい詩が多くって、授業で見てきた短歌の印象が新しくなりますよね。
この読み心地はやっぱり詩だなぁ、と思います。
読んだあとの余韻なんかがそう。
「短歌ください」は最近単行本化したそうなので、まとめて読めるみたいです。いいなぁ。

ダ・ヴィンチは「百人一首ノート」「季節七十二で候。」といった、季節を感じる連載が始まりましたよねぇ。
桜やたけのこ。かえる。
「季節七十二で候。」は特に、四季の移り変わりはこんなに細やかだったんだなぁと日本人らしい気持ちです。
俳句にも季語があったりですし。
細やかなのは昔からなのですな……。良いと思います。

子規の句は思ったよりカラリとしていて、何というか、分かりやすいのが多いのですね。
他の俳句をあまり知らないので何ともですが。

うれしさに はつ夢いふて しまひけり
おお寒い 寒いといへば 鳴く千鳥
手にとれば 飯蛸笑ふ けしきあり


なんかは難しい言葉もないのに、ほほえましい図が浮かぶ……。
そして想像の子規がどんどん人間味を帯びます……(笑
もーなんかほんと軽快でさばけた、すてきなおじさんだなぁと。
ほんと解説の夏井さんありがたいです。
読み進めるの楽しみですー。

+ + + + +
夏井 いつき
朝日新聞出版
(2008-08-08)

穂村 弘
メディアファクトリー
(2011-03-18)

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眠れない人いませんか
今晩は、自分です。
もう昼はだいぶ暖かいですねー。

ついこの前のこと、うちに新しくサボテンくんがやってきまして。植木鉢に鎮座しているのですが。
早速つぼみをつけているので、今から咲くのかなとドキドキしています。
つぼみから花が開くなんて、まじまじと見ると不思議ですね……。まだ見れてないですけど……。
朝顔がふあっと開くのもすごいなぁ、と改めて思います。不思議ー。

チャンスがあったら朝顔も咲かせたいなぁ、と思いを馳せてみます。
前から動物を飼いたいとは思ってましたが、咲くと植物もかわいいですね!
またサボテンくんみたいに鉢ごと売ってないかなぁ……。いかにも簡単気な感じに。

四月が始まるからか、昨日からやる気だけはある自分です。
なんかこう、春と共に気持ちがはやってます。人間がお手軽に出来てますね。
早く起きたいとか、毎日あれしようとか、そういう。
あんまり気合い入れすぎても疲れてしまって良くないそうなので、やる気は適度に燃やすのが良いらしいです。適度って何かな……。

昨日も風呂に入るのが遅かったせいか、夜眠れない、という非常に厄介なことになりました。
たまにありますよね。夜眠れない。
困る。
寝たいときに眠れればいいのに……。
いっそ起きてようと思いきっても、耐えらんなくなって結局寝てしまったりして次の日わーとなるのですよ。ええ、たまにあります。
でも冴えてる眼をどうしたらいいのか。未だに分からないので、読書かパソコンでもやりだすのですけど。

なんでしょうね。眠れないときの本とかないのですかね。
読書は左脳を使うらしいので、リラックスはしないそうなんですが。
絵本とか童話とかえらくいい夢見れそうです。もしくはこんなときのための朗読CD。
そういえば、自分は音をつけたままなら眠れることが多いのですが、それはもしや読み聞かせ状態……なのだろうか。
な、んか恥ずかしいな。
そうでなくても子守唄……みたいな。いや、いいか。眠れるならいいか。

意図せずに、本を読んでて睡魔に襲われたことなら一度あります。
あれは中学生の頃。夏休みの宿題のため図書館で借りた、北欧の海賊かなんかについての伝承かなんかの(あいまい
それがまた少し古くて専門家が読むような本でして、中学生の自分には無理だったようです。
初めて「難しい本を読んでうとうとする」という、いかにもマンガのようなことをしてしまいました。当時ですら面白い体験したなと思った。
あ、ハリーポッターも読みながら寝てしまった気がするな。ちょっとあまりにも長いのをいっぺんに読もうとしたもんで。

そうですね。ちょっと難しめな不思議系の本なんかいいかもしれない。
やー……。ねー……。
「銀河鉄道の夜」とか「星の王子さま」とか、直球なやつしか浮かびませんでした、すいません。
「アラビアンナイト」も不思議系で大変いいと思います。今度読み直そう。

『これは王国のかぎ』(荻原規子、中公文庫)は昔から好きでしたが、表紙が相まってか夜のイメージです。
最近読み返したら、当時意味判んなかったところが判って興味深かった。
荻原さんは、読んでてすごくイメージが広がる文章を書かれますよね。アラビアの砂漠といい、火の魔神といい。
ファンタジーを文学で表現する、巧みさの最たるものだと思います。
話の流れがきれいですし。あと谷川俊太郎の詩もいい。
児童文学は詳しくないですが、きっと名作とされてるに違いないはずだ。
あ、不思議系ですが、難しくはないですよー。これも読み返したいなぁ。

サボテンは砂漠に出てたかなー。
しかしもう自分も今日は普通に眠いので、寝ようと思います。
ではでは、おやすみなさいー。

+ + + + +
荻原 規子
中央公論新社
¥ 680
(2007-02)

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お家の中の夜
こんばんは、自分です。
今日の愛知は晴れ渡ってますよ。
星がよく見えます。

ところでお聞きしたいのですが、「百年文庫」ってご存じですか?
ポプラ社から出てる全集、というか何というか。
一冊づつのテーマに沿って、ばらばらの作者さんたちの短編を集めたアンソロジーです。
去年創刊して、今年の秋には全巻100巻が揃うそう。多いな。

自分が最初に見かけたのは装丁の特集かなんかででした。
それから実際に実物を見てみたら何かもう……すごく良くてですね!
確かにこの装丁良いな、と。
表紙の字や色もきれいなのですが、触ってみたら箔押しされてる。黒を箔押しのセンスですよ、色のついてる字でなく……!(どきどき
なかを開くと、ポプラ社っぽい大きめの文字が可愛くてですね。
読んでると、紙の手触りが半端なく良いのです。普通にページをめくってて気づくほどに。
上等の布でも撫でてるような、この触ってたい感じ。
これは沢山持ってたくなるわ……!と。

もう何か愛らしくなってきました。本好きがノックアウトされますよねこれ。
とりあえず一冊だけ持ってるのが『百年文庫31 灯』です。
「灯」には、夏目漱石、ラフカディオ・ハーン、正岡子規の短編が載ってますよ。

また明治です、とも。すいません、ブームなのですいません。
完全に夏目先生と子規二人を一緒に載せた構成にやられました。
あ、友達です。この人ら。
何故か点と点だった有名人が線になると、不思議な感じしますよね。親友。親友です。

まぁなのでテーマが「灯」だったのは偶然なんですが、これはぜひ、夜に読んでほしい本です。
夜の暗さを感じながら読んでほしい本です。
い、や、実はまだ、一つ目の短編しか読み終わってないんですが……。
もうそれでおすすめしたくなってしまったので。

一作目は夏目漱石の「琴のそら音」。

「珍らしいね、久しく来なかったじゃないか」と津田君が出過ぎた洋燈(ランプ)の穂を細めながら尋ねた。
津田君がこう云った時、余ははち切れて膝頭の出そうなズボンの上で、相馬焼の茶碗の糸底を三本指でぐるぐる廻しながら考えた。


と、始まります。
「洋燈の穂を細めながら」の一文目でもう、ここは明治だと分かる。
灯りの乏しい室内は和室。きっと津田君は和服。
片方の正座して湯飲みを持ってる姿といい。
ランプの灯りを小さくする姿といい。ありありと浮かんできます。
灯りを見てるのに、影を見てるような気持ちになる。
そしてこの雰囲気が好き、だ……!明治ー。

テーマ「灯」がこんな文章から始まるって、選者さんのすごさを感じます。
まるで夏目先生がテーマをもらって、書いたかのような錯覚。
このあまり一般に知られてないような短編を持ってくるとこも良いですよね。
知られてなくても名作って沢山あるんだろうなぁ。それを把握する選者さんがまた流石すぎる。
学校に置いてあったら嬉しいと思います。いいなぁ置いてある学校。

まあ明治も江戸も今に比べたら真っ暗なわけで。
夜は暗いですが、いつも暗かったわけで。
できれば少しだけでも、楽しく夜をすごしてくださいな。

あと百年文庫のサイトきれいなのでこちら。
http://www.poplar.co.jp/hyakunen-bunko/index.html

また本屋にあったら他も読みたいです。

+ + + + +
夏目漱石,ラフカディオ・ハーン,正岡子規
ポプラ社
¥ 788
(2010-10-13)

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文豪は探偵ではありません
胸が熱くなるニュースも多いですね。
自分もがんばろうと思うこの頃です。まだ春先の風、肌寒いです。

『先生と僕〜夏目漱石を囲む人々〜』を読んで以降、ちょっとした明治ブームが起きています。自分に。
始めは「漱石先生、思ってたより変な人……!!」(いい意味)だったのですが、じわじわと他の明治人たちも面白そうだなぁ、と。

ちょうど通ってる喫茶店に、寺田寅彦の文章置いてあったりしましたからね。
「コーヒー哲学序説」。前ちらっと言った、ビュッフェにガラスがきらめいてるやつです。
そういえばこの文章の載っている元本を見つけたのですよ!
『寺田寅彦随筆集 4』(岩波文庫)の随筆のひとつでした。
さすが東京のジュンク堂、置いてある本の量が違います……。

寅彦は弟子の中でも別格だったそうで。
夏目先生の『我輩は猫である』の中にも、モデルとしたらしき人物がいるのですね。寒月君がそれです。
知った顔で話してますが、「猫である」は読み切れた試しがありません。
4分の1ぐらいまでは読みました……いつもそのあたりで挫折するのです。
長い、からなのか、文調、の問題なのか。
一度文学部の先生に読みきれなかったです、と話したら、あれは読みにくいよなぁと納得されました。先生話分かる……!以降は開き直ってます。

「猫である」と距離は開いてたんですが、それを下敷きにした『漱石先生の事件簿 猫の巻』(柳広司、角川文庫)という小説を最近読んでみました。
こちらでは寒月君、主人公でした。しかもミステリーの探偵役です。
厳密には寒月君、苦沙弥先生、といった「猫」での名前は出てこなかったので、ホントに漱石先生と寅彦が会話してる様に見えます。
「先生と僕」で読んだ二人のエピソードが自然に入ってて、びっくりにやにや。みたいなことになりました。
順に読んだら面白いと思います。というかエピソードが小ネタみたいで、知ってたら楽しかったです。

文体が「猫」そっくりというか、明治文学そっくりというか。雰囲気がそのまま表れてるのが良いですよ。
リアルに、先生!(笑)って思ってしまう。先生が先生らしくて。
若干普通の小説よりは読みにくいかもですが、本家の読みにくさに比べたら全然……!
フォントや注釈まで「猫」に忠実なのになぁ。読めました。

そうした上で、ミステリーを話としてしっかり立ててるのがすごいです。
短編それぞれがちゃんとミステリー。
「猫」を読んでなくても、この本だけで面白いのですよね。
その意味でも最後まで読める。
もともと作者さんミステリーが有名ですもんね……。上手いなぁ。

でも「猫」を読んでたらまた違うかも?って気がして、読み返してみたくもなります。
まぁ……!自分それで挑戦して破れましたけど……!
ぜひちょっと文豪に興味のある方は、こちらの事件簿も良いと思いますよー。
また4分の1で……!

+ + + + +
柳 広司
角川書店(角川グループパブリッシング)
¥ 620
(2010-11-25)

香日ゆら
メディアファクトリー
¥ 750
(2010-11-22)

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スマートフォンと名作読みたいさん。
今日はパソコンと格闘しておりました。自分です。
しかし最近大抵のネット作業はスマートフォンでやってる気がします。
便利。携帯はホント便利機器って呼ばれてしかるべきですね。
うちのアンドロイド君にも非常にお世話になっております。

Androidのアプリに「ブクログ」が参入しているのですが、これ良いですよ!
本の検索がものすごく便利!
なのです。本来の使い方とずれてるけど。
ほとんどの本が登録されてて、表紙は見れるし、ズームもできるし、音声検索っていうのがまた楽で良いです。
なのでうろ覚えのタイトル名とか作者とかはこれでぱー、と調べてます。

本を読めるアプリもあることはあるのですが、こっちはほとんど利用してないですねー。
名作が無料で読める青空文庫のアプリ。「青空読手」を使ってます。
でもたまに、宮沢賢治読みたくなって見返すぐらい。

名作で読みたい作品もあるのですが、携帯だとやっぱり読めないですね……。
なんかどれも最後まで読みきれないというか。
なんというか……読みにくい。ページめくりにくい。
あと携帯はいろいろ出来すぎるので、読書するには気が散ります。
青空文庫で自分こんなんだと、電子書籍についていけるのかちょっと不安になってきましたよ。
結局本が良いよね、ってなっちゃうのも残念なので、電子書籍は電子書籍でがんばってほしいです。
雑誌はでも良さそうですよね。ニュースとか見てると。

ちなみに改めて名作を読んでみたいけれど、何から読めばいいのか分からない、という方。
『声に出して読みたい日本語』(齋藤孝、草思社)
を、オススメしますよー。まずこれを見るとよいですよー。
名作をオススメするにはちょっとズレてますが、これで読みたい本を見つけてみる方が楽しいと思います……!
いいとこ取りかつ齋藤さんの解説が面白いので、きっと読んでみたくなる元本が見つかるんじゃないかなー。
最近文庫化してたので、よりお手軽にゲットできますし。

一番文庫で売れている名作は『坊っちゃん』(夏目漱石)だそうです。『文庫本雑学ノート』で読んだのですが。
文の読みやすさ、短さなんかが、まず読んでみようとする人にはお手軽で良いそうですね。
自分も好きです。坊っちゃん。
実直で器用じゃないところ、言ってる道理の間違ってないところ、普通に坊っちゃん自身に好意持てます。

まぁじゃあ次はえっと、太宰治とか自分は読みやすいと思いますよ。
意外と読んでみたら「女生徒」とか「駈込み訴え」なんてのが面白かった。あとメロスはやっぱり良いよ。
いやでも太宰治に興味持ってもらうなら、
『"文学少女"と死にたがりの道化』(野村美月、ファミ通文庫)の方を読んでほしいな!"文学少女"シリーズの一巻目ですね。
ライトノベルは一巻目が一番面白いと思います。
そしてこれも大変面白かったのと、太宰うまく絡んでくるのでそこら辺合わせて。

うん……。名作は関連がどこまでも続くので、ここらへんで終わっておきます。
ところで集英社が坊っちゃんのカバー描いてくれるなら、NARUTOの岸本先生とかどうですか。あ、青の祓魔師、加藤和恵さんも合うかな。ちょっと骨太なのが良いな。
あれ、それだったら秋本治先生はまりすぎるか……こち亀の下町感。たまに扉絵になってる町の風景と両さんたちとか好きだなぁ。(終われない

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斎藤 孝
草思社
¥ 1,260
(2001-09-12)

夏目 漱石
集英社
¥ 270
(1991-02-20)

野村 美月
エンターブレイン
¥ 588
(2006-04-28)

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窓から小鳥が見える
こんにちは、自分です!
今日はいい天気ですね!外出たら風強くてどうしたもんかと思いましたが。

初めて午前中に件の喫茶店、来てみました。
バターロール出てきた……!嬉しい……!
ウエイトレスさんもお客さんも夕方とは雰囲気違うのですね。きびきびしています。
そして絶えずおいしそうな匂いがします……。パンとかコーヒーとか。

そういえばこの店のメニューには、寺田寅彦の文章が載せられているのですが。
初めて来たのが夏目先生いいな夏目先生、と思う前だったので、寺田寅彦使われてる!と改めて気づいたとき、えらいビックリしました。
聞いたことあるな寺田寅彦、程度でしたので。
もう覚えましたよ!先生の弟子ですよ(認識おかしいな

その時から、うまいことお店に合った文だなぁと自分メモしていまして。
見返したら自分の知ってることが増えてるの分かって、よかったです。
お店で飲むコーヒーのひらめきが情感豊かで、さすが文章綺麗だなぁと。

やはり人造でもマーブルか、乳色ガラスのテーブルの上に銀器が光っていて、一輪のカーネーションでもにおっていて、そうしてビュッフェにも銀とガラスが星空のようにきらめき、

とかこんな感じに。すげぇ……。明治……!
よくこんな文章見つけてきたなぁとも思うのですが。
多分店主のコーヒー愛ですね。さすが。

引用に「コーヒー哲学序説」とあるのですが、元の文章がなんに載ってるのか見つけられないのですよー。
まず寺田寅彦をあんま本屋で見かけないしなぁ……。
そのうちグーグル先生に聞いてみようと思います。

あと積ん読を確認してて気づきましたが、夏目先生関連、結構買っといて溜まってました。早く読みたいです。
「往復書簡集」楽しみです。

今日は夜新年会なので、早めに。ではでは。
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本が気持ち待ち
どうも、自分です。明後日からしばらく東京に出掛けるので、掃除をせねばと思っているところです。
あと準備もせねばと思っています。
準備は明日でいいかなぁ、とも思いえ、なんでもないです。がんばります。

久々に友達と会うのですごい楽しみなんですが、目下のところ本を買えないのですよね。
いや、多分少しは……重さそっちのけで少しは買いますね多分。多分ですけど。

この際なんで、積ん読している本を持って行こうと思いますよ。
買ったのに読んでない本がいくつか……今見たら6冊たまってました。わぁ……。
読もう。文庫本ばっかりなんで重みはまぁ大丈夫でしょう。
これで本は読めるし、積ん読は無くせるし一石二鳥ですよ!
とりあえず移動は長いので、あ、酔い止めいるな買ってこよう。

そわそわしてるな……。すいません。

積ん読はなんか、たまっていくので駄目ですね。
図書館の本みたいに期限がないので、そっち先にってのもありますけど。
どうやら読みたいタイミングを逸してるようです。
本は買いたいときが読みたいときらしい……間違いない。
『なんで時間がないんだ?』で一番身にしみたのが、
「本は買ってきたその日に読み終える」
でした。

確かに……借りてきた本でも一時保留にしてたりします。
一日一冊読む、とか決めてたら手に取りそうですけど。
結構後回しになってますねー。

少なくとも当日に読み始めた方が良いそうで。
ちょっとそこからやってみようかと思います。積ん読処理したら。
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名古屋駅大手組本屋さん
今日はジュンク堂に行ってきました!自分です。
ジュンク堂に行くとテンションが上がります!
背の高い本棚ー!一列一杯の専門書ー!
しかし、初めての名古屋ジュンク堂だったんですが、マンガは、置いてないんですね……。
なぜ……かな……。ライトノベル系もなかった。
敷地がないんでしょうかね?だったら単行本を充実させる方が良いんだろうなぁとは思うんですが。

あと雑誌コーナーもそんなにだったので、自分はジュンク堂に夢見すぎ、ですね!
単行本と文庫の量は半端じゃなかったですけど!やっぱり。
岩波文庫揃ってるところが近くにないので、「漱石・子規 往復書簡集」(和田茂樹編)見つけれたのはえらい嬉しかったです。さすがだ。

文庫が揃ってるので、近くの本屋では売ってなさそうな本、かつ欲しい本を買うなら今しかないなと思ったんですが。
何も浮かばなかったで、す。
じゅ、準備不足すぎる……。
今度行くときは欲しい本リスト用意せねばですね。
あえて言うなら往復書簡集は欲しかったんで、目的は達成してるんですが!
せっかく来たから何かないか何かないかと。あー遠いよジュンク堂……。

単行本はいくら欲しくなってもお財布がきついので、買う候補からすぐはずれます。
「マボロシの鳥」(太田光、新潮社)は、すごく読みたいです。
たまたま「yomyom」の17号を買ったときに、一編載っていたのを読んだんですよー。
それがなんだか本当に、多感でいろいろ悟ってしまった文学青年、が書いてるような雰囲気で。
テレビ像とはまた違って良い感じでした。(テレビの太田さんもそれはそれで良いのですけど、小説は小説でまた好きだったんで)
その話以外も読んでみたいなぁと思うわけです。

あと、は、まぁそりゃ新刊とか話題作はすべからく読んではみたいんですが。
……図書館で予約小まめにすれば借りれるかなぁ……。ちょっと頑張ってみます。

ところで、名古屋ジュンク堂にマンガがない理由を考えてみましたよ。
いややっぱりあの本棚に並ぶマンガ達が見たかったんです……。
場所が名古屋駅だからかなと。
そういえば周りのお客さん、スーツの人が多かったのです。確実に仕事終わりに寄って帰ってるんでしょうね!
マンガよりは仕事モードの本があると良いですよねー。そりゃねー……。
あと、駅挟んでアニメイトがあるんでした。
逆に名古屋アニメイトのマンガ・ライトノベルの充実っぷりはすごいですよ。満遍なく。マンガ雑誌もほとんどあるし。
多分それで区分けしてるんですかね。本屋さん同士で。

と。つまり、ジュンク堂とアニメイトどっちも行けば最強だ、と。
(何に勝つ気なのか)

次行くときは制覇してこようと思います。

ではでは。
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